【whom?that?省略?】目的格の関係代名詞
今回は目的格の関係代名詞を学びます。
先行詞が人の時と、モノの時で使用する関係代名詞が変わりましたよね。覚えてらっしゃいますか?
いきなり文法用語が飛び交いましたので、用語のおさらいから始めましょう。
用語のおさらい
先行詞
関係詞によって修飾される対象となる単語
目的格の代名詞
関係代名詞の後に続く節の中で、関係代名詞が目的語の働きをしているもの。
このようにもとの文にもどしてあげるとわかりやすいですね。
関係代名詞 のすぐあとに 「主語 + 動詞」が並んでいれば、この関係代名詞は目的格だと判断していいです。
先行詞が人の時の目的格の関係代名詞
それでは、先行詞が「人」で目的格の関係代名詞に話を移しましょう。
先行詞が人で目的格の関係代名詞はwhomまたはthat、あるいは省略できます。
実際に3つパターンを見てみましょう。
① The man whom I met yesterday said so.
② The man that I met yesterday said so.
③ The man " " I met yesterday said so.
実はこの3つの文、意味は同じ「私が昨日会った男性がそう言いました」ですが、実はイメージが異なります。
今回はこのイメージの違いを学びます。
イメージの違い
それではどんなイメージになるかを見てみます。
②thatと③省略のイメージは同様で、口語として日常的に使われています。
しかし①whomを使うと、役所やビジネス文書で使われるようなおカタいイメージに一変します。
つまり、whomは通常使わないと考えていいのです。
先行詞がモノの時の関係代名詞の目的格
先行詞が「モノ」で関係代名詞の目的格の場合はWhichまたはthatを使用する、あるいは省略できます。
「私にあなたが昨日買った本を見せてください」
① Please show me the book which you bought yesterday.
② Please show me the book that you bought yesterday.
③ Please show me the book " " you bought yesterday.
こちらも①whichを使うと前述のwhomよりはマシですが、カタいイメージになります。②thatか③省略を使っておくのが無難でしょう。
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