【基礎から着実に理解する】名詞節入門 ① that編
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初〜中級の英語学習者が最も苦手とするのが「節」。
節とはS(主語)+V(動詞)の形式を持つ2語以上のまとまりで、それがひとカタマリとして品詞のはたらきをします。
節が理解できるようになると、英文を読む際に素早く文章構造を把握したり、表現の幅が一気に広がるのですが、文中に複数の主語や動詞が存在するがゆえ、ビギナーにとって混乱の元となりやすいのです。
今回は名詞節、副詞節、形容詞節の中から使用頻度の高い名詞節をクローズアップ。基礎から着実に理解して、混乱をなくしていきますよ。
名詞節の種類
名詞節には3つの種類があります。
① that +S主語+V動詞(+α)「~ということ」
② whether +S+V(+α)( or not)「~かどうかということ」
③ 疑問詞+S+V(+α)
今回は thatに導かれる名詞節の作り方を取り上げます。
① that+S+V(+α)の名詞節
以下の例文でS+VにOがプラスされた文がひとカタマリの名詞になる様子をみてみましょう。
(原文)彼はその車を買った。
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(名詞節)彼がその車を買ったということ
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この名詞節は文中のO(目的語)C(補語)S(主語)に使用できます。
名詞節をO(目的語)として使用する
名詞節 that bought the car を目的語として使ってみます。
私は彼がその車を買ったということを知っています。
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ちなみにこの節を単語に替えると、
私はビールを知っている。
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すなわち名詞節 that bought the car と名詞 beer は品詞として同じなのです。
名詞節をC(補語)として使用する
続いてthat bought the car を補語として使用します。
事実は彼がその車を買ったということです。
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名詞節をS(主語)として使用する
今度はthat bought the car を主語に入れてみましょう。
彼がその車を買ったということは驚くべきことです。
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主語が長くなる頭でっかちの文は英語で好まれないので、that 〜の名詞節がS主語に入るときは仮主語 it を使用した文にするとより洗練された感じになります。
彼がその車を買ったということは驚くべきことです。
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名詞節 that+S+V(+α)はひとカタマリの名詞で、単語と働きは同じという意識さえできれば何も難しくありませんよね。
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