【基礎から着実に理解する】名詞節入門② whether編

みなさまが苦手な名詞節を使いこなすための第2弾です。

とはS(主語)+V(動詞)を含む2語以上のまとまりで、それがひとカタマリとして品詞のはたらきをするものでしたよね。

今回は3種類ある名詞節の中から。

① that +S(主語)+V(動詞)(+α)「~ということ」

② whether +SV(+α)(+ or not)「~かどうかということ」

*(or not)はしばしば省略されます

③ 疑問詞+SV(+α)

②の whetherに導かれる名詞節の作り方を取り上げます。

今回の講座で

「問題は彼にやる気があるかどうかだ」みたいな文章が簡単に作れるようになりますよ。

② whether +S+V(+α)(+ or not)の名詞節

それではSVO文がwhetherに導かれてひとカタマリの名詞になる様子をみてみましょう。

(原文)彼はその車を買った。

(名詞節)彼がその車を買ったかどうか

名詞節はO(目的語)C(補語)S(主語)に使用できます。

上で作った名詞節whether he bought the carをそれぞれに使用してみましょう。

名詞節をO(目的語)として使用する

I don’t know whether he bought the car.

私は彼がその車を買ったかどうか知りません。

名詞節をC(補語)として使用する

My question is whether he bought the car.

私の疑問は彼がその車を買ったかどうかです。

名詞節をS(主語)として使用する

Whether he bought the car is my question.

彼がその車を買ったかどうかが私の疑問です。

ちなみに問題は彼にやる気があるかどうかだ

The question is whether he has motivation.

名詞節の働きは単語と同じです。この感覚がつかめたら長ったらしく感じていた文章も短く感じられますよ。

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