「若者を惹きつける被災地」からaddress a problemを学ぶ

Odaka Pioneer Village in Minamisoma, Fukushima Prefecture, is run by a venture company whose novel programs are aiming to bring young residents back to the region. | MASUMI KOIZUMI
2011年の東日本大震災に伴う原発事故により被害を受けた福島県の多くの地域では、問題が山積したまま、未だに人が戻っていません。
そんな問題に対処するため、ある団体が開拓者精神にあふれる若者を集め、被災地の地域振興を試みています。
その団体はどのようにして若者たちを惹き付けているのでしょうか。

そんなThe Japan Timesの記事、

In Fukushima, a ‘village’ aims to lure young people back to a disaster-hit town.

福島では、ある“village”が若い人々を災害に襲われた街へ引き付けることを目指している。

ある“village”=南相馬の小高パイオニアヴィレッジ

から今週のフレーズをお届けします。

さて、この記事のなかで

address a problem

問題に取り組む・対処する

という表現がでてきます。

実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

今週の英文

Odaka Pioneer Village in Minamisoma is run by a venture company whose novel programs are capturing attention for addressing a serious problem facing the communities near the stricken nuclear power plant: How to bring young residents back.

南相馬の小高パイオニアヴィレッジは、その今までにないプログラムが災害に見舞われた原子力発電所の近くのコミュニティーに直面している深刻な問題に取り組むことで注目を集めているヴェンチャー企業によって運営されている:(その深刻な問題とは)どのように若い住民を連れ戻すのか。

for addressing~ / ~に取り組むことで
※ここでのforは理由を表す
stricken / 襲われた・(災害に)見舞われた
コロン[:] コロン以下の文で、前の文の詳しい説明をする役割

それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。

今週の例文

The software was designed to address the problem of how to conduct meetings with staff who are working from home.

そのソフトウエアは自宅から働いているスタッフとのミーティングを行う方法の問題点に対処するように設計されている。

design / 設計する

今週のフレーズ

address a problem

問題に取り組む/対処する

出典:The Japan Times  Mar. 10, 2020

In Fukushima, a 'village' aims to lure young people back to a disaster-hit town.

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