【見る知覚動詞】watch / look / see の使い分け

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まずwatchの使い方ですが、シンプルで「動いているもの」を見るときに使います。

I "watched" a movie last night.「私は昨晩映画を見た。」

また、注意を促すときにも使われますからぜひ覚えておきましょう。

Watch out!「気をつけて!」

Watch your step!「足下に注意して!」

Watch your head!「頭に注意して!」

つぎにlookとseeの使い分け方です。

lookは「見る」動作で、

seeは「見える」状態です。

lookは何かを見ようとしてそちらを見つめる「動作」で、

seeはぼんやり座っていても見えている「状態」です。

したがって「見る動作」(look)をしても「見える」(see)とは限りません。

この違いを表す良い例文があります。

I "looked" but "saw" nothing.「私は見た(目をこらした)、でも何も見えなかった。」

暗記してしまいましょう。

この“look”と“see”の関係は“listen”と“hear”の関係と同じです。

ついでに覚えてしまいましょう。

listenは「聞く」 動作で、

hearは「聞こえる」 状態です。

listenは何かを聞こうとしてそちらを耳を傾ける「動作」で、

hearはぼんやり座っていても聞こえている「状態」です。

したがって「聞く動作」(listen)をしても「聞こえる」(hear)とは限りません。

この違いを表すのが次の例文です。

I "listened" but "heard" nothing.「私は耳をすました、でも何も聞こえなかった。」

英語の聴解テストは“Listening Test”とも“Hearing Test”とも言われます。

英語にしっかり耳を傾けるテストだと思えば“Listening Test”が適切で、

聞こえてきた英語を理解するためのテストだと思えば“Hearing Test”が適切でしょう。

 by 各務 乙彦

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