ラジオの英会話に効果はある?伸びない原因と英会話力を高める学習方法を解説

ラジオを活用した英会話は、毎日短時間で英語を学べる一方、聞くだけでは自分で英文を作って話す力までは十分に伸ばしにくいといえます。
話せるようになるには、復習や音読に加え、自分で英文を作り、実際に人と会話して間違いを直してもらう練習も大切です。
本記事では、ラジオで英会話を学ぶことで期待できる効果や、続けても英会話力が伸びない原因を解説します。
ラジオの英会話の効果

ラジオの英語講座は、英語の音や会話表現に継続して触れられるため、リスニング力をはじめとした英語の基礎力を伸ばすのに役立ちます。
ラジオの英会話で期待できる主な効果は、次の通りです。
- リスニング力が伸びる
- 会話の内容を理解しやすくなる
- 発音や話す力が伸びる
- 会話で使える表現が増える
- 文法・単語が身につく
- 英語圏の文化を理解しやすくなる
- 英語学習を続けやすくなる
- 自分の弱点がわかる
ここからは、ラジオの英会話で期待できる効果について詳しく見ていきましょう。
リスニング力が伸びる
ラジオの英語講座を継続すると、英語特有の音のつながりや強弱、リズムに少しずつ慣れていきます。
文字では知っている単語も、実際の会話のなかでは音がつながったり弱く発音されたりします。
そのため最初は、聞き取れないことも少なくありません。
英語の音声に繰り返し触れることで、次のような変化が期待できます。
- 英語特有の音のつながりや強弱、リズムを捉えやすくなる
- 文字では知っている単語や表現を、音から認識しやすくなる
- 単語同士の音のつながりや変化に気づきやすくなる
- 英文の切れ目を捉え、意味のまとまりごとに聞き取りやすくなる
ただし、音声を聞き流すだけでは、聞き取れない箇所がそのままになってしまうことがあります。
まずはテキストを見ずに聞き、聞き取れなかった部分をあとから英文で確認しましょう。
聞き取れなかった部分を英文で確認した後でもう一度音声を聞くことで、「文字では知っている英語」と「実際に聞こえる音」を結びつけやすくなります。
会話の内容を理解しやすくなる
会話形式のラジオの英語講座では、登場人物や場面、会話の目的などを手掛かりに、内容を理解する練習ができます。
すべての単語を聞き取ろうとするのではなく、前後の流れや話し手の声の調子などにも注目することで、会話全体の意味や意図を捉えやすくなるのです。
具体的には、次のような力を身につける練習ができます。
- 場面から会話の展開を予測する
- 知らない単語の意味を前後の文脈から推測する
- 長い会話から重要な情報を捉える
- 質問と返答のつながりから会話の流れを把握する
- 声の調子から話し手の意図や感情を読み取る
単語を一つずつ追うのではなく、場面や前後の流れを含めて会話全体を理解する力が身につきやすくなります。
発音や話す力が伸びる
見本となる音声をまねて声に出すと、英語らしい発音やリズム、イントネーションを身につけられます。
発音やリズム、イントネーションが身につくことで、次のような変化が期待できます。
- 発音や話し方がより自然になりやすい
- 英語が口から出やすくなる
- 言葉に詰まっても話を続けやすくなる
さらに、英文の主語や目的語、時制などを入れ替えて、自分の状況に合う内容へ言い換えると、覚えた表現を実際の会話で使いやすくなります。
一方、仕事などの実際の会話では、覚えた表現を使うだけでなく、その場で自分の考えに合った英文を組み立てる力も必要です。
グローバルスクエア英語教室では、日本語と英語の文構造の共通点と相違点に着目し、自分で英文を組み立てて話すための「文構造力」を鍛えるトレーニングを行っています。
ラジオ学習で身につけた表現を、実際に使える英語へつなげたい方は、無料体験レッスンで学習方法を体験してみてください。
会話で使える表現が増える
ラジオの英会話では、日常のさまざまな場面を想定したダイアログ(会話文・会話例)を通して、実際の会話で使われる表現を学べます。
単語だけでなく、誰に対して、どのような状況で使うのかまで確認できる点が特徴です。
具体的には、実際の会話に役立つ次のような知識を身につけやすくなります。
- 日常生活や仕事で使えるフレーズ
- 相手や場面に合った丁寧な表現
- 相づちや質問など、会話に加わる表現
- 話を切り返したり確認したりする表現
- 自然な単語の組み合わせや言い回し
フレーズを会話の場面と一緒に覚えることで、実際に必要になったときにも思い出しやすくなります。
文法・単語が身につく
ラジオの英語講座では、文法や単語が実際の会話でどのように使われるのかを、文脈の中で学べます。
単に文法のルールや単語の意味を暗記するだけでなく、実際のコミュニケーションでどのように使われるのかを理解できるのがメリットです。
会話の流れとあわせて学ぶことで、次のような理解も深められます。
- 文法が実際の会話でどのように使われるのかがわかる
- 自然な単語の組み合わせや表現の使い分けを学べる
さらに、聞くだけで終わらせず、学んだフレーズを声に出したり、英文を書き取ったりすることで、文法や単語がより定着しやすくなります。
英語圏の文化を理解しやすくなる
教材のダイアログ(会話文・会話例)に書かれた、日常生活や仕事などの場面を通して、英語圏で使われる自然な表現やさまざまな文化・コミュニケーション習慣に触れられます。
相手との距離感に応じた言葉の選び方や丁寧さの表し方など、日本語との違いを知る機会にもなるのです。
こうしたダイアログに触れることで、次のような学びにつながります。
- 会話の場面から、英語圏の暮らしやコミュニケーション習慣の一例を学べる
- 日本とは異なる伝え方を知り、文化の違いによる誤解を防ぎやすくなる
英語表現だけでなく、その背景にある文化やコミュニケーション習慣を知ることも、相手に合わせたコミュニケーションにつながります。
英語学習を続けやすくなる
ラジオの英語講座は、比較的短い時間で取り組めるため、忙しい方でも生活のなかに取り入れやすい学習方法です。
決まった時間に勉強することで、英語学習を習慣にしやすくなります。
継続しやすい理由として、次のような点が挙げられます。
- すき間時間を使って学習できる
- 画面を見なくても学習できる
- 1回あたりの学習時間が短く、日々の予定に組み込みやすい
- 放送を中心に活用すれば、学習にかかる費用を抑えられる
毎回完璧に取り組もうとせず、無理なく続けられる時間や回数を決めることが、学習を習慣にするポイントです。
自分の弱点がわかる
最初にテキストを見ずに音声を聞き、そのあとで英文テキストと照らし合わせると、自分がどこにつまずいたのかを把握しやすくなります。
具体的には、次のような弱点に気づくきっかけになります。
- 知らない単語や文法がある
- 文字で見ればわかる単語を音では聞き取れない
- 英語は聞き取れても、文全体の意味を理解できない
- 内容は理解できても、同じ表現を自分では使えない
自分の苦手な部分が明確になれば、復習する内容や優先して取り組む練習を決めやすくなります。
ラジオの英会話を仕事で活かすには聞くだけでは足りない!より効果を高めるには?

ラジオの英語講座では、仕事で役立つ単語やフレーズを学べます。
ただし、放送を聞いて内容を理解するだけでは、自分で英文を組み立てたり、相手の発言にその場で返したりする力は十分に身につきません。
学んだ表現を仕事で使える英語へつなげるために必要な練習は、次の通りです。
- 継続して復習する
- 声に出して練習する
- 人と話して間違いを直す
ここからは、それぞれの練習方法について詳しく見ていきましょう。
継続して復習する
ラジオの英語講座の音声を一度聞いただけでは、理解できた単語や表現も時間が経つと忘れてしまいます。
ビジネスの場で使えるようにするには、音声を聞いたりテキストを見たりしなくても、必要な表現を自分で思い出して使える状態を目指すことが大切です。
同じ日に何度も繰り返すだけでなく、翌日や数日後にも思い出す機会を作りましょう。
たとえば、次のような流れで復習するのがおすすめです。
- 放送当日は内容を確認し、仕事で使いたい表現を3つ選ぶ
- 翌日はテキストを見ずに、選んだ表現を声に出す
- 週末は、自分の仕事内容に合う内容へ言い換える
- 1週間後は、音声やテキストを使わずに、学んだ表現を使って英文を作る
たとえば、「予定を変更したい」という表現を学んだ場合は、「会議を延期したい」「納期を調整したい」など、実際の仕事で使う内容へ置き換えます。
毎回すべての内容を覚えようとすると、復習の負担が大きくなり、学習を続けにくくなります。
「1回につき3表現」のように範囲を絞り、少しずつ使える表現を増やしていきましょう。
声に出して練習する
英語を聞いて理解できることと、自分の考えを英語で話せることは同じではありません。
意味がわかる英文でも、会話中に自分で組み立てようとすると、言葉が出てこないことがあります。
話す力を伸ばすには、聞いた英文を実際に声に出し、少しずつ難易度を上げて練習しましょう。
具体的には、次の順番がおすすめです。
- テキストを読み、英文の意味と文の構造を確認する
- 音声の後に続いて英文を読み、発音やリズムをまねる
- テキストを見ながら、音声と同時に英文を読む
- テキストを見ずに、聞こえた音声を少し遅れてまねして発音する(シャドーイング)
- 主語や動詞、目的語を変えて、自分の仕事に関する英文を作る
- 質問に対して、自分の考えを英語で答える
音声をできるだけ正確にまねる練習は、発音や英語らしいリズムを身につけるのに役立ちます。
ただし、覚えた英文をそのまま繰り返すだけでは、別の場面に対応できません。
たとえば、「提案を修正したい」という英文を学んだら、「会議の時間を変更したい」「予算の再試算を依頼したい」など、内容を変えて発話します。
さらに、理由を加えたり、より丁寧な表現に言い換えたりすると、仕事で必要な英文を組み立てる力を養えます。
人と話して間違いを直す
仕事で英語を使う際は、準備していた英文を話すだけでなく、相手の予想外の質問や反対意見にも答える必要があります。
こうしたやり取りの練習は、録音された音声を聞くだけでは十分に行えません。
実際に人と話すことで、次のような課題に気づけます。
- 必要な単語がすぐに出てこない
- 日本語の語順や助詞の感覚に引きずられて、英語として不自然な語順で英文を組み立ててしまう
- 文法は合っていても、表現が不自然になる
- 相手との関係に合った丁寧さを選べない
- 質問に対してすぐに返答できない
会話練習を行う際は、自由な雑談だけでなく、実際の仕事で使う場面を設定しましょう。
進捗報告や取引先への依頼、会議での意見表明、納期の交渉など、具体的な場面を選ぶことがポイントです。
練習は、次のように進めましょう。
- 仕事で使う場面を1つ決める
- ラジオの英語講座で覚えた表現を2〜3個使って話す
- 相手から質問や反対意見を返してもらう
- 文法や語順、発音、表現の丁寧さを確認してもらう
- 訂正された英文をその場でもう一度言い直す
- 間違えた表現を記録し、後日改めて使う
一度にすべての間違いを直そうとすると、会話の流れが止まりやすくなります。
まずは、意味が伝わりにくくなる間違いや、仕事で繰り返し使う表現から優先して修正していくのがおすすめです。
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ラジオの英語講座で単語や表現を学んでも、自分で英文を組み立てられなければ、仕事の会話でとっさに言葉を返すことは難しいといえます。
実際に話せるようになるには、英語の文構造を理解したうえで、発話と修正を繰り返すことが大切です。
グローバルスクエア英語教室では、日本語と英語の文構造の共通点と相違点に着目し、英語だけでなく日本語も基本5文型で捉えるトレーニングを行います。
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