「天皇退位準備」からwithout putting schedules first(スケジュールを第一に置くことなしに)を学ぶ

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今週もThe Japan Timesの記事

The government is preparing for the Emperor’s abdication in 2018: a source

政府は2018年の天皇の退位のために準備をしている:消息筋

からフレーズを紹介していきます。

さて、この記事のなかで

without putting schedules first

スケジュールを第一に置くことなしに

という表現がでてきます。

何か大切なことを決めるときに、最初に決定の期日を決めるのではなく、その内容をしっかり検討するべきだ、というときに使える便利なフレーズです。

前置詞の後ろには必ず名詞が続きます。

したがって今回のwithoutという前置詞の後ろには「動名詞」putting~が入っていることに留意しましょう

では実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

【今週の英文】

“As a government panel began looking into the issue Monday, Chief Cabinet Secretary Yoshihide Suga said he hopes the panel will “quietly proceed with discussions without putting schedules first” as the matter pertains to the foundation of the state.”

「政府の委員会が月曜日にその事を検討し始めると、菅義偉官房長官はその事柄がこの国の根幹に関わるのでその委員会が“スケジュールを第一に置くことなしに話し合いを静かに進める”ことを望んでいると述べた」

もちろんこれは、天皇の退位に関する検討なので、スケジュール第一ではなく、
慎重に検討を進めることが肝心でしょう。

それでは今日の表現を使って、例文を作ってみましょう。

【今週の例文】

“Safety inspections must be done carefully without putting schedules first because dangerous mistakes could be made if we rush.”

【直訳】

「もし我々が急げば危険な間違いが成されるかもしれないので、安全検査はスケジュールを第一に置くことなしに注意深く行われなければならない」

安全検査は特に慎重であることが必要ですね。

【今週のおさらい】

“without putting schedules first”

「スケジュールを第一に置くことなしに」

出典:The Japan Times Oct. 18, 2016 Kyodo
The government is preparing for the Emperor’s abdication in 2018: a source

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