「iPS細胞で脊髄治療」からbe poised to doを学ぶ

Jun Takahashi, a professor at Kyoto University's Center for iPS Cell Research and Application (CiRA), speaks at a news conference in Kyoto on Friday. | KYODO

今回はbe poised to do~「~する態勢が整った(形)」を学びます。

慶応大学がついにiPS細胞を使った脊髄損傷の治療に挑戦します。

先日の本庶教授のノーベル賞につづき、不治の病が治療可能になるかもしれない素晴らしいニュースですね。

そんな今週の記事、

Keio researchers plan to treat spinal cord injuries with stem cells.

慶応の研究者たちは幹細胞を使って脊髄損傷を治療することを計画している。

から今週のフレーズをお届けします。

さて、この記事のなかで

be poised to do

する態勢が整った(形)

という表現がでてきます。

実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

今週の英文

Keio University is poised to conduct the world’s first treatment of patients who have sustained spinal cord injuries using induced pluripotent stem cells, sources close to the matter said Tuesday.

慶応大学はiPS細胞を使った脊髄損傷を受けた患者の世界初の治療を行う態勢が整ったと、その事柄に近い筋が火曜日に語った。

sustain持続する(させる)/(損害などを)受ける
using~cellsをtreatmentの形容詞修飾語句ととらえiPS細胞を使った~と訳す。これを副詞修飾語句ととらえてiPS細胞を使ってと訳すと脊髄損傷の治療自体が世界初であるという意味にもなってしまうので注意

それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。

今週の例文

The company’s market share is increasing quickly, and it is poised to take the number one position.

その企業のマーケットシェアは急速に伸びている、そしてNo. 1のポジションを取る態勢が整った

*it:仮主語 / to take~:真主語

今週のフレーズ

be poised to do

する態勢が整った(形)

出典:The Japan Times Nov. 14, 2018  KYODO

Keio researchers plan to treat spinal cord injuries with stem cells.