「外国人労働者の積極推進」からthanks in part to~を学ぶ
日本では労働力不足が問題になってきています。特に地方ではそれが深刻化してきていて、そのために、外国人を会社に必須の戦力として捉え始めているようです。
政府も新たな方針を打ち出そうとしているようですが、果たして企業のニーズに合致する政策を打ち出せるのでしょうか?
【今週の記事】
A trainee program and small firms drive a rise in Japan’s foreign worker numbers.
「研修プログラムと小さな会社が日本の外国人ワーカーの数の上昇を推進している」
から「今週のフレーズ」をお届けします。
さて、この記事のなかで
thanks in part to~
「部分的には~のおかげで」
という表現がでてきます。
このイディオムはthanks to~「~のおかげで」の間に、in part「部分的には」が挿入されています
実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。
【今週の英文】
The official number of foreign workers in Japan has surpassed 1 million for the first time, thanks in part to aggressive employment by regional companies and small businesses to cope with the labor shortage.
「日本の外国人ワーカーの公式な数が初めて百万人を超えた、部分的には労働力不足に取り組むための地方の企業と小さな会社による精力的な雇用のおかげで」
英語は同じ単語を繰り返し使用することをできるだけ避けます。今回も「会社」という意味で“company”という単語の繰り返しを避けるために“business”を使用しています。
またbusinessは「会社」という意味で使われる場合、ごく小規模な商店なども含めます。
それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。
【今週の例文】
The company’s brand image improved greatly last year, thanks in part to more inclusive hiring practices and a new community volunteer program.
「その会社のブランドイメージは昨年大きく改善した、部分的にはより包括的な雇用の実施と新たな地域ボランティアプログラムのおかげで」
※more inclusive hiring practices「より包括的な雇用の実施」とは、外国人や障害者などを含む包括的な雇用の実施のことです。
【今週のフレーズ】
thanks in part to~
「部分的には~のおかげで」
出典:The Japan Times Feb. 07, 2017 KYODO
A trainee program and small firms drive a rise in Japan’s foreign worker numbers.
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