「電通女性社員自殺」からIt became public that(が公になる)を学ぶ

dentsu-karoshi

電通の悲しい事故から日本の労働環境が変わろうとしています。

“Corporate execs should take the lead to prevent overwork: Keidanren chief.”

「企業幹部は過労を防ぐための先頭に立つべきである:経団連チーフ」

から「今週のフレーズ」をお届けしたいと思います。

電通の女性社員の自殺を受けて経団連のトップが出したコメントです。

さて、この記事のなかで

It became public that~

~ということが公(おおやけ)になった

という表現がでてきます。

itが仮主語でthat~が真主語です。

では実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

【今日の英文】

It also became public last week that Dentsu was directed by authorities in August 2015, before the woman’s death, to ensure its employees were not working unlawfully long hours.

「電通が同社の従業員は違法に長い時間働いていないということを確認するようにその女性の死の前の2015年8月に当局によって支持されていたということもまた先週公になった。」

女性従業員の自殺以前から長時間労働は問題になっていたのですね!

それでは今日の表現を使って、例文を作ってみましょう。

【今週の例文】

After months of rumors concerning the company president’s health, it became public this week that he will retire and his son will take over next year.

「その会社社長の健康に関する噂の数ヶ月のあと、彼が引退し彼の息子が来年引き継ぐということが今週公になった。」

take overは「引き継ぐ/乗っ取る」。今回は「引き継ぐ」と訳してみました。

【今週のおさらい】

It became public that~

「~ということが公になった」

出典:The Japan Times Oct. 25, 2016 KYODO
Corporate execs should take the lead to prevent overwork: Keidanren chief.

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