今週のフレーズ「漬物が子供の野菜嫌いを救う」からthe key to getting A to Bを学ぶ

Ole G. Mouritsen is interviewed at the Royal Society in London on Oct. 17. Mouritsen and chef Klavs Styrbaek cover the history, science and aesthetics of Japanese pickles in a new book. | KYODO

オランダ人美食学者が日本の漬け物に注目し、日本の漬け物が世界中の野菜嫌いの子供たちに野菜を食べさせるための鍵になる可能性があると発表しました。外国人の目から見た日本の漬け物という視点が楽しいですね。

そんな今週の記事、

Japanese pickles are the key to getting kids to eat greens, a Danish gastrophysicist says.

「日本の漬け物は子供たちに野菜を食べさせるための鍵であると、オランダ人美食学者が語る」

*gastrophysicist「美食学者」:gastro「胃」、physicist「自然科学者」
cf. gastronomy「美食術/美食学」
*greens「(緑の)野菜」

から「今週のフレーズ」をお届けします。

さて、この記事のなかで

the key to getting A to B

ABさせる(Bしてもらう)ための鍵」

という表現がでてきます。

実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

【今週の英文】

 Having spent the last decade researching and writing on Japanese cuisine, Professor Ole G. Mouritsen has turned his attention to tsukemono, and believes they are the key to getting children to embrace vegetables.

「ここ10年を日本料理に関して研究し書くことに費やして、Ole G. Mouritsen教授は彼の注意を漬け物に向けてきた、そしてそれらが子供たちに野菜を楽しませるための鍵であると信じている」

*cuisine「調理法/(特定の地域の)料理」
*Ole G. Mouritsen「オレ・G・モリッツェン」
tsukemono:英語にとっての外来語は斜字体
*embrace「抱きしめる/受け入れる/享受する/楽しむ」

それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。

【今週の例文】

We believe good customer service is the key to getting people to come back and become loyal customers.

「我々は良いカスタマーサービスが人々に再来場させ忠実な顧客になってもらうための鍵だと信じている」

get A to BABさせる/ABしてもらう」のto は不定詞なのでBには動詞の原形が入ります。

the key to gettingのtoは前置詞なので、getの名詞形(動名詞)gettingが入ってます。

【今週のフレーズ】

the key to getting A to B

ABさせる(Bしてもらう)ための鍵」

出典:The Japan Times Nov. 8, 2017 KYODO

Japanese pickles are the key to getting kids to eat greens, a Danish gastrophysicist says.

東京 新宿区で英会話を学ぶならグローバルスクエア
グローバルスクエア英語教室 | 東京都内・新宿区・飯田橋で学べる英会話

なぜ多くの日本人が英語に苦手意識を持っているのか? その答えは、日本語と英語の仕組みの違いにありました。

グローバルスクエアでは30年にわたって、それらの仕組みの違いを研究。導き出した英語習得メソッドの実践を通じて「文構造力」を身に付けることにより、自然と英語の内容を把握することを可能にしました。

私たちはそのメソッドを、より多くの方々にご体験いただけるよう、レッスンの無料体験を毎週実施しております。まずは一度、無料体験をお試しください。今までの英語への意識ががらりと変わります。