このクラスはジャパンタイムズの記事を使い、より高度で実践的な英語運用力を養成します。
ところで、英字新聞で勉強するのになぜ「ビジネス英語」なのでしょうか?
多くの英語学校や学習教材は戦争、死、事故、病気、アルコール、性的なこと、政治、倒産、リストラ、など、ネガティブな話題は扱いません。試験にでないからです。
しかしこれらは、国際的にビジネスを行っているときに、本題の前や、ちょっとした脇道に逸れたときなどに頻繁に話題になります。試験対策やオフィス英会話ばかりしていると、こうした話題について行けないことが起こり得ます。
つまり、ちょっとした機微に富んだ話題を下支えする語彙や表現、話題を積み残したまま、不思議な英語力になっている人が日本人には多いのです。
時事の話題が通じないビジネス相手に不安を感じるのは日本でも同じではないでしょうか。
そう、教材にジャパンタイムズを使用するのは、洗練された英語が学習できるだけではなく、こうした話題やフレーズを下支えする実力をつけるための、旬の時事が満載だからです。
ビジネス英語クラス開始前に以下の教材を配布します。
・コンマの役割 (1部)
・冠詞コード (1部)
・パーティクル (1部)
・固有名詞とthe (1部)
・ビジネス英語クラス課題(毎週木曜日メールにて配信)
前半(2回目履習)
(1)Catch the V and Which K ?:リスニングテスト(音声を聞いてVをキャッチしKを当てる)
(2)Structural Reading(K+AD分析を行いながら音読をする)
(3)冠詞クイズ
(4)パーティクルクイズ
(5)Japanese to English(日本語をK+AD分析して英訳する)
(6)ナレーション(クラスの前でナレーションを行う)
(7)カンバセーション(教材のトピックについてカンバセーションを行う)
後半(1回目履習)
(1)トピックに対する質疑応答
(2)構造分析と標準和訳
(3)Catch the V and Which K ?:リスニングテスト(音声を聞いてVをキャッチしKを当てる)
(4)冠詞記号とコンマのテスト(種類を当てる)
発音ドリル(英語の発音、特に子音の正しい使い方を練習します)
ビジネス英語クラスは下図のように毎週配信される教材を2週に渡り学習していきます。
そしてクラス中は2つの教材を使用して授業を進行します。
教材は履習1回目の前週木曜日に配信されます。
木曜日に配信されるメールには
・5つのセンテンスの解説動画教材のリンク
・PDF教材3種(今週の課題、冠詞クイズ、パーティクルクイズ)
・音声教材4種(ゆっくりから高速までスピード別)
が添付されています
ビジネス英語クラスの参加初回は前半の2回目履習のパートで他の生徒の皆様の様子をご覧頂きながら、どんなことをやっているのか趣旨を説明します。
後半の1回目履習は実際に参加頂きますので、下記にある4つの準備をお願いいたします。
準備 1【動画教材の学習】
ビジネス英語クラスでは毎週新しいセンテンスを5つ学んでいきます。
毎週メールで配布される教材にはテキストの他に、センテンスごとの動画教材が添付されており、
この動画教材での学習がメインとなります。
授業開始までにこの動画教材を使い、センテンスごとの「7つのトレーニング」を行って下さい。
【構造力強化】
① パラメーターマッチングの見本(Model Parameter Matching)
動画教材の一番初めにパラメーターマッチングの見本が用意されてます。
パラメーターマッチングとは「3つのことばのルール」によりセンテンスを分析し、英語と日本語の語順を付き合わせながら対照させていくことで、立体的な言語感覚を養うトレーニングです。
まず、この見本で該当のセンテンスの構造を把握し、次のトレーニングに備えます。
② 構造分析付きパラメーターマッチング(Parameter Matching with Analysis)
構造分析付きの英文が表示されるので、声を出してパラメーターマッチングを行ったあと、標準和訳します。
構造分析とは、文を成立させている要素の役割を、文の骨格K、動詞のかざりAD、名詞のかざりFAで明らかにしたものです。
③ 構造分析なしパラメーターマッチング(Parameter Matching without Analysis)
構造分析なしの英文だけ表示されます。
その英文を見ながら声を出してパラメーターマッチングを行い標準和訳します。
④ ストラクチャーリーディング(Structural Reading)
ストラクチャーリーディングとはKとADの分析を行いながら音読をすることです。
構造を大きく把握することで速く内容を理解することが目的なのでFAの分析は行いません。
このパートでは構造分析なしの英文が表示されるので、声を出してストラクチャーリーディングを行います。
【リスニング強化】
動詞は文の要になりますが、日本語では一番最後に配置される動詞が、英語では主語の次に配置されるため、本能的に聞き逃してしまいます。
不慣れな場所にある、英語の動詞をいかにして聞き取れるようになるかがリスニングの上達につながります。
⑤ 構造分析なしでリスニングドリル(Catch the V & Which K? without Analysis)
構造分析なし英文が表示されるので、動詞をキャッチしたとき音を出し、聴き終わったタイミングで声を出して【K】をあてます。
音を出すのは、動詞を掴んだことを自分で認知するためですので、机を軽く叩くような感じで大丈夫です。
⑥テキストなしでリスニングドリル(Catch the V & Which K? without Textbook)
英文が表示されず、音声だけ流れます。
テキストを見ずに動詞をキャッチしたとき音をだし、聴き終わったタイミングで声を出して【K】を当てます。
⑦ 通しでリスニングドリル(Catch the V & Which K? all through)
今まで習ったセンテンスの音声が連続して再生されます。
テキストなしで音声を聞き、センテンスごとに動詞をキャッチしたときに音を出し、聴き終わったら直ちに声を出して【K】を当てます。
準備 2【冠詞学習の準備】
日本人の言語装置にはない英語の「冠詞」という概念。市中の学校では「日本人は冠詞は諦めろ」と普通に言われいたりします。
グローバルスクエアではそんな日本人の「冠詞」の問題を「冠詞分類法」を使いながら解決していきます。
まず、クラス開始前に「固有名詞とthe」を読んで、theが付かない固有名詞を暗記します。
準備 3【コンマ学習の準備】
日本語と英語のコンマは同じ役割だと思ってませんか?
英語のコンマを日本語の様に考えてしまうと構造把握を大きく混乱させてしまいます。
反対に正しい用法を知り味方につければ、英語の文構造がクリアに見えるようになります。
まずは配布教材の「コンマの役割」に目を通し、コンマの分類と用法をざっくり覚えます。
学習方法や教材についてご不明点があれば
info@global-square.com
または
03-3267-3881
までお気軽にご連絡をください